コロイドおよび界面化学討論会

Divisional Meeting on Colloid and Interface Chemistry,CSJ

開催概要

イベント名称
第64回コロイドおよび界面化学討論会
会期
2013年9月18日(水)-20日(金)
会場
名古屋工業大学(名古屋市昭和区御器所町)
催事内容
  1. アカデミックプログラム
    1. 総合講演
    2. 受賞講演
    3. 一般研究発表
    4. 一般シンポジウム
    5. 国際シンポジウム(日豪シンポジウム)
    6. 企業展示会
  2. 懇親会(9月19日(木))18:30から名工大学生会館にて

今回のテーマ

温故知新:コロイド・界面の科学と技術

我々の周囲には、気-液、気-固、液-液、液-固、並びに固-固の諸界面が存在し、それらには多くの界面現象が見受けられる。コロイド・界面の研究も、これら身の回りの界面現象を明らかにすることから始まったものであり、対象とする系も、初期のマクロ領域からミクロ領域、そしてナノ領域まで進展してきた。加えて、前回の討論会で取り上げられたメゾ領域の研究を始め、スタティックな平衡系・ダイナミックな非平衡系といった応用研究も取り上げられてきている。
本討論会では、先人達により確立されてきたコロイド・界面における理論や測定技術に思いを馳せ、若い世代へ理論や技術を引き継ぐと同時に、新たな理論の構築や技術の創生を目的として討論することをめざす。

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アクセス

名古屋工業大学への交通アクセス

名古屋駅からおよそ15分。緑豊かな鶴舞公園のそばに立地。
名古屋工業大学は交通アクセスが良いだけでなく、豊かな自然に囲まれています。

JR東海 中央本線 鶴舞駅下車(名大病院口から東へ約400m)
地下鉄 鶴舞線 鶴舞駅下車(4番出口から東へ約500m)
桜通線 吹上駅下車(5番出口から西へ約900m)
市バス 栄18 名大病院下車(東へ約200m)
昭和巡回 名大病院下車(東へ約200m)

広域ならびに詳細地図

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講演イベントのご案内 - 総合講演、受賞講演

総合講演
『いのちを支える光応答性の膜タンパク質』 神取 秀樹 (名古屋工業大学 オプトバイオテクノロジー研究センター センター長)
Lectureship Award受賞講演
『Adsorption of Surfactants at Water/Air, Water/Alkane Vapor and Water/Bulk Alkane Interfaces 』Reinhard Miller 博士  Max Planck Institute of Colloids and Interfaces in Potsdam
日豪特別講演
『X-ray and Neutron Beam Studies of Nanostructure in Ionic Liquids and their Solutions』 Gregory G. WARR 教授 (School of Chemistry, The University of Sydney)
科学奨励賞受賞講演
『微粒子の界面吸着現象を利用した液液、気液分散系の安定化』 藤井 秀司 (大阪工業大学工学部応用化学科)
科学奨励賞受賞講演
『近接場光学への応用を念頭にしたコロイド結晶研究』 松下 祥子 (東京工業大学大学院理工学研究科)
技術奨励賞受賞講演
『水溶性両親媒多糖の増粘特性と乳化機構』 秋山 恵里 (花王株式会社 ビューティケア研究センター)

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シンポジウム

『あたかも生物のように振る舞う自己駆動素子の構築』

提案者:中田聡(広島大)、塩井章久(同志社)、吉川研一(同志社)、長山雅晴(北大)、北畑裕之(千葉大)

微小空間内の欠陥の検出や修復、ドラッグデリバリーシステムにおいて、マイクロレベルの自己駆動素子の研究が注目されている。しかしながら報告されているほとんどは単純な一方向運動に留まっている。それに対して、バクテリアの運動は、環境に応じて多様に運動様相を変化させることができる。本シンポジウムでは、あたかも生物のようなふるまいを示す、「自律性の高い」自己駆動素子の構築について討論する。

『外場と粒子の相互作用は、コロイド・界面科学でどこまで理解できるのか?』

提案者:浜崎亜富(信州大)、勝木明夫(信州大)

近年、微結晶等のメゾスケールの物質は形態や構造、機能においてキーとなる物質で、その制御の重要性は高い。ただし通常は物質別、制御法別に異なる分野で独立して討論されるため、研究手法や制御方法を意見交換する機会が乏しい。本シンポジウムでは特に磁場、電場、光などを制御手法としてとりいれた最先端の基礎および応用研究を取り上げて異分野の研究を共通の場で討論し、メゾスケール物質がどのように制御可能かを考える。

『バイオ(ミメティック)インターフェースにおける分子膜科学の最前線』

提案者:飯村兼一(宇都宮大)、瀧上隆智(九州大)

生体には様々な界面(バイオインターフェース)が存在する。その界面における分子の組織化や化学反応、面内外での物質移動などを、実際の生物試料や人工的に作り出した疑似生体膜等を用いて界面科学的な視点から明らかにしようとする研究が盛んに行われている。これらの研究には、放射光を利用した種々の測定法をはじめ、先端的測定・解析技術が用いられており、高度な生体機能の発現メカニズムの解明やその模倣を担う分子論的基盤の構築、および将来的な機能材料開発に関わる有用な情報が得られている。このシンポジウムでは、バイオ(ミメティック)インターフェースにおける分子膜研究に焦点を当て、産学からの講演者を交えて、当該分野の最先端と発展性について議論を深めたい。

『界面動電現象の最前線』

提案者:武田真一(武田コロイドテクノ・コンサルティング)、足立泰久(筑波大)、大島広行(東理大)

2012年5月に界面動電現象国際会議(ELKIN)が筑波大学で開催された。欧米圏以外の国で開催されるのは初めてのことであったが、大変実り多い会議となった。界面動電現象は自然科学から工学、農学、医学に至る幅広い分野の科学と技術に関係した基礎的な現象である。本シンポジウムでは国際会議で得られた成果をもとに、さらに大きな学術的発展が期待され、かつ我々人類が次世代に必要とする「環境・エネルギー・メディカルバイオ」の各分野に寄与する重要課題について俯瞰し、多くの参加者と共に界面動電現象が関わる科学と技術の方向性について考え、議論する場を提供したい。

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