赤松 秀雄 氏
明治43年、長崎県佐世保市で出生。第八高等学校を経て、昭和10年、東京帝国大学理学部化学科を卒業。同学科の大学院生、助手、助教授を経て、昭和26年に教授に就任。東京大学を定年退官(昭和46年)後は、横浜国立大学教授を経て、分子科学研究所初代所長(昭和50-56年)を勤めた。大学院・助手の時代には、鮫島実三郎教授のもとで、ガラス表面への溶質の吸着に関連した研究に従事したが、その後、炭素の研究で大きな業績をあげ、また、有機半導体の研究の開拓者として世界的に著名。昭和63年に享年77歳で逝去。
受賞:日本化学会賞「炭素および有機半導体の研究」(昭和33年)日本学士院賞「有機化合物の電気伝導性に関する研究」(昭和40年)叙勲:勲二等旭日重光章(昭和56年)
【黒田晴雄 記】