よくある質問

渡辺 晶 氏

渡辺晶は京都大学農芸化学科で、ポーラログラフの権威館勇教授の下で電気化学を学んだ。京大の大学院修了後、英国に留学、コロイド化学を学び、当時ケンブリッヂ大学にいたR.H.Ottewillと共著の論文、”AgI分散系の安定性に対する界面活性剤の効果(1961年)は今でも引用されている。

続いて米国クラークソン大学に招かれ、ここで一対の水銀滴下電極を用いてDLVO理論の実験的検証を行った。その後、油・水界面の界面電気現象の研究に移り、電気乳化の現象を発見し、更に電気浸透洗浄の研究もおこなった。

京都工芸繊維大学から奈良女子大学の教授になり、奈良で病没した。
【北原文雄 記】