Jacob Nissim Israelachvili 氏
ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所で表面間に働くファン・デル・ワールス力を高精度に測定する装置(Surface Forces Apparatus,SFAの原型)を開発し,1972年に博士号を取得した。1974年にオーストラリア国立大学に移り、装置を溶液中での測定に拡張してDLVO理論の実験的検証や振動する溶媒和力の直接測定を行うとともに、両親媒性分子の自己組織化を説明する臨界充填パラメータの概念を提唱した。1986年からカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。表面力測定を摩擦・潤滑分野に展開し、分子レベルの摩擦現象の理解を革新した。著書 Intermolecular and Surface Forces は分子間力/表面力研究の古典として世界中で読まれている。
【山田 真爾 記】