第43回 関西界面科学セミナー 2025.06.17
第43回 関西界面科学セミナー
持続可能性への界面科学:環境・エネルギー材料における界面の役割
主催:日本化学会コロイドおよび界面化学部会関西支部
協賛(予定):化学工学会, 高分子学会,色材協会,電気化学会,ナノ学会,日本吸着学会,日本材料学会,日本生物物理学会,日本接着学会,日本表面真空学会,日本膜学会,日本油化学会,粉体工学会,日本粉体工業技術協会,日本化粧品技術者会
地球温暖化や大量生産などによる環境負荷など,地球規模の喫緊の問題が深刻になる中,「持続可能性(サステナビリティ)」という言葉が私たちの社会に急速に浸透してきました。持続可能な社会の構築のためには,新たな機能を持つ物質を創成し,それにより様々なイノベーションを創出していくことが強く期待されています。
「界面」は,固体,液体,気体のうち混ざりあわない2つが接したときにできる境界であり,様々な現象の起こる重要な場です。新たな材料・プロセスを開発していく際には,これらの界面の性質・特性を上手く利用することで,新たな機能の発現や,高効率のプロセスの構築が可能となります。したがって,持続可能性に貢献するものづくりにおいても,界面現象の理解と応用がますます重要となっているといえます。
本セミナーでは,環境・エネルギーに関連した材料やプロセスの研究・開発でご活躍されている先生方をお招きして,これらの材料・プロセス開発において界面科学が果たしている重要な役割について,研究開発事例をわかりやすく解説していただきます。また,学生および若手研究者によるポスター発表も行います。多数のご参加をお待ちしています。
日時:2025年7月26日(土) 10:00~18:00
会場:同志社大学今出川キャンパス 良心館
アクセス:https://www.doshisha.ac.jp/information/access/index.html
(京都市営地下鉄烏丸線 「今出川」駅から徒歩1分)
プログラム
【講演1】10:00-10:50
「誘電体界面による二次電池の高出力化」
岡山大学 寺西 貴志 氏
【講演2】10:50-11:40
「ゾル-ゲル法における界面構造制御と多孔体の創成」
京都大学 金森 主祥 氏
(昼休み:11:40~12:50)
【講演3】12:50-13:40
「内部親水基型アニオン界面活性剤による特異な油水界面現象
~サステナブル界面活性剤の皮膚洗浄料への応用~」
花王 加賀谷 真理子 氏
【講演4】13:40-14:30
「電池電極の成膜プロセス革新のためのスラリー、粉体技術」
豊田中央研究所 中村 浩 氏
(休 憩:14:30~14:40)
【講演5】14:40-15:30
「界面制御に基づく水電解の高効率化に向けた取り組み」
神戸大学 南本 大穂 氏
【講演6】15:30-16:20
「ファンデルワールス力を用いた新しい多孔性材料」
京都大学 古川 修平 氏
【ポスター発表】16:30-17:50 学生・若手研究者によるポスター発表
-18:00 審査・表彰
参加申込方法:こちらからお申し込みください。
Webサイトからの申込がうまくいかない場合は,氏名,所属,住所,電話,E-mail,参加費種別を明記し,下記問合先までお知らせ下さい。
参加申込締め切り:7/22(火) ただし,定員(80名)に達し次第締め切ります。
参加費
主催協賛団体会員(法人会員を含む)10,000円,一般非会員13,000円,学生(日本化学会会員またはコロイドおよび界面化学部会会員)無料,学生(非会員)3,000円
※ご勤務先が法人部会員の場合は部会員,日本化学会法人会員の場合は日本化学会会員,協賛学会法人会員の場合は協賛学会員扱いとなります。
※参加費はPayventシステムでの決済となります。Payventでのお支払い方法をご利用になれない場合等には,下記お問合せ先までご連絡ください。
※収納業務は㈱ソウブン・ドットコムへ委託しております。
○特定商取引法に基づく表記
https://www.chemistry.or.jp/others/tokusho.html
詳細につきましては,コロイドおよび界⾯化学部会ウェブサイトをご確認ください。
関西支部
問合せ先:〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷1-3 同志社大学理工学部化学システム創成工学科
コロイドおよび界面化学部会関西支部 支部長 石田 尚之
電話 0774-65-6626 E-mail: kansai[at]colloid.csj.jp [at]は@に置き換えて下さい。