第36回コロイド・界面技術シンポジウム-ブレークスルーを生み出す次世代コロイド界面技術-【1/24-25】 2018.11.20
医薬品、化粧品、トイレタリー製品、液晶フィルムや塗料など身の回りにある様々な製品には、コロイド・界面化学を応用した技術が深く関わっています。本シンポジウムは、商品を開発する技術者、関連する基礎研究に従事する研究者に向けて、コロイド・界面化学研究の最先端を学び、従来の枠を超えた画期的な商品開発のヒントを得て頂くことを目的に企画しております。１日目はコロイドラーニング・アドバンス〈新たな応用へ導く先端技術の結晶〉と題し、毎年５～６月に開催されるコロイドラーニングの中でも特に要望の多いテーマについて、一歩踏み込んだ応用編をご講演頂きます。２日目はテーマセッション〈ブレークスルーを生み出す次世代コロイド界面技術〉と題し、商品開発に必要不可欠な【解析技術】と【製剤技術】の第一線について様々な分野の先生方からご講演頂きます。
日 時：平成31年1月24日(木)―25日(金）
会 場：化学会館7Fホール（東京都千代田区神田駿河台1-5） プログラム
1/24（木）コロイドラーニング・アドバンス〈新たな応用へ導く先端技術の結晶〉
10:00-11:00 『ゲルの新たな世界～基礎から設計戦略、最新応用まで～』
関西大学 宮田 隆志 先生
11:10-12:10 『乳化・可溶化・洗浄剤処方設計における相平衡図の読み方・使い方』
(株)資生堂 渡辺 啓 先生
13:10-14:10 』『ナノ多孔性シロキサン系ハイブリッド材料－透明、柔軟、低密度、超断熱－』
名古屋大学 中西 和樹 先生
14:20-15:20 『微粒子・ナノ粒子の“サイズと形”を如何に制御するか？～基礎から先端材料まで～
東北大学 蟹江 澄志 先生
15:30-16:30 『ミクロとマクロからの液／液界面膜の描像』
九州大学 瀧上 隆智 先生
16:40-17:40 『ソフト界面・ナノ界面におけるトライボロジーの特徴』
花王㈱ 山田 真爾 先生
1/25（金）テーマセッション 〈ブレークスルーを生み出す次世代コロイド界面技術〉
9:40-10:30 【製剤技術】『超分子オルガノゲルを利用した薬物の皮膚浸透技術』
日本大学 橋崎 要 先生
10:40-11:30 【製剤技術】『薬物送達システムの基礎と応用研究 ～疾患の原因をつくらせない!? 生体バリアを突破する核酸送達ナノ粒子～』
東京薬科大学 高島 由季 先生
11:40-12:30 【解析技術】『高分子ナノ構造のホントウの姿を覗いてみませんか？』
東北大学 陣内 浩司 先生
13:30-14:20 【解析技術】『ピコリットル液滴で遊ぼう！』
東京大学 酒井 啓司 先生
14:30-15:20 【解析技術】『NanoSuit® －生物試料を生きたまま濡れたまま電子顕微鏡観察－』
浜松医科大学 針山 孝彦 先生
15:40-16:30 【製剤技術】『生命誕生の謎解きから生まれた次世代ナノ乳化技術』
(国研)海洋研究開発機構 出口 茂 先生
16:40-17:30 【製剤技術】『界面コロイド化学がもたらす美しい画像』
人工光合成化学プロセス技術研究組合 西見 大成 先生
主催
日本化学会コロイドおよび界面化学部会